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![Researches [FACTS Optimal Deployment] (ACSOL)](../images/ACSOL_ChLang_English_Base.gif){kind=small}
FACTS機器の最適配置に関する研究
電圧崩壊は，重負荷状態における無効電力の欠如から発生しやすく，通常，系統故障により引き起こされるため，電圧崩壊問題は故障解析を考慮した無効電力計画問題に密接に関係している。電力系統の信頼度維持のために，電圧上下限制約・電圧安定性制約が用いられる。
本研究では，FACTS機器のひとつであるSVCを含む無効電力計画問題（SVCの設置問題）の定式化と解法を提案している。電圧安定性を制約として扱う代わりにコスト関数に組み入れて扱うことで投資額と系統信頼度との間で協調がとられるよう定式化を行い，SVCの設置によるコストと系統状態の運用コストの合計を最小化することを目的とする。
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